Topページへ戻る
まちづくりストーリー ものづくりストーリー 会社概要
ものづくりストーリー
ハウスブレインが創造する物や街、その背景には、小さなストーリーがあります。
ストーリーがあるからこそ、いいものが生まれ、日々愛着が深まっていく。
夢を追い、心をこめて作り上げたハウスブレインのストーリーをご紹介しましょう。
商品開発ストーリー
はじまりは備前焼〜オリジナルの「瓦」誕生まで
洋風でありながら
和の趣の感じられる瓦

シンプル系住宅用に
色味を開発
備前焼が大好きで、足繁く窯元に通っていたハウスブレイン代表・菊池が、ある時新聞で、「フランス・プロヴァンス地方ヴァロリスの土が、備前に似ている」という記事を発見。興味を抱いて調べたところ、ヴァロリスは、パブロ・ピカソが晩年居住し、陶器を焼き、絵付けをしたことから、世界に名を馳せた街だということを知りました。菊池は心躍らせてヴァロリス、そして、もっと古くから陶芸で栄えた街・ビオを訪問。なるほど、当地の焼物には、確かに備前に似た色ムラが…。「備前焼の風合と、プロヴァンスの形状を活かして、商品価値の高い瓦が創れるのでは…」。街や焼物を見ながら夢をふくらませ、帰国後、オリジナルの「瓦」を開発しました。

和のテイストが洋風の住まいに落ち着きをプラス
今、求められるのは和の趣〜「外壁吹付材・プレーリーライン」
日本で「モダニズム」と言えば、実際には「洋風化」、つまり、和の中に洋の要素を取り入れていくことを意味していました。 明治・大正時代、「モダニズム」は、一つの文化を築きましたが、円高が進んだ10年くらい前から、輸入住宅が流行し、洋のデサインが氾濫するようになってしまった…。
そのことに危惧を感じた菊池は、住吉山手に、神戸モダニズムをテーマにした住宅を築くにあたり、洋の中に、趣のある和の要素を取り込んでいこうと考えました。その一つが、落ち着いた和のテイストを織り交ぜた外壁材「プレーリーライン」。和の良さを見直し、和の文化を大切にすること、それが日本の住宅のあるべき姿ではないか。そんな思いで開発に至った「プレーリーライン」は、驚くべきコストパフォーマンスも特長的。
ちなみに、「プレーリーライン」という名は、水平にラインが入っていること、そして、日本の文化を愛した建築家ライトの「プレーリー住宅」に敬意を表して命名しました。
感動と驚きを求めて〜「ロフト梯子」にかける思い
7kg以下に抑えた軽くて丈夫な梯子。素材はアルミ
ある住宅の開発にあたり、「空間のボリュームを追求し、ゆったりとした住まいを提案したい」という事業主の意向があり、ロフトスペースを設けることに。
一般の方の声を活かすため、主婦モニターを対象にアンケート調査を行ったことろ、従来のロフトの梯子が重い、子供室に用いるには危ない、という意見が多く見られました。
そこで、菊池は、一般的には14〜15kg程度のロフト梯子を約1/2の7kg以下まで軽減。
画期的な商品を開発しました。実際に持ってもらうと、その軽さに誰もが驚き、感動されるオリジナルのロフト梯子。 シンプルですっきりしたデザインも魅力です。

物件ごとに開発するオリジナル商品。ナチュラル感にあふれ、
個性豊かな住空間を実現する
大手資材メーカーがボリュームゾーンのみを狙うようになり、小ロットで個性を創出することができなくなったことから、ハウスブレインでは、下請け工場育成に着目。
建具などについては、物件ごとにハウスブレインがデザインし、直接製作を依頼、指導するという方法で、今日まで、多彩なオリジナル商品を開発してきました。それによってコストダウンも実現。
ナチュラル感のあるオリジナル建具を開発することで、見るからに偽物と分かる従来の住宅との差別化を図っています。
 
 

和のテイストが漂う玄関ドア
和の趣漂う「オリジナル玄関ドア」誕生秘話
洋風のライフスタイルが一般的になる一方で、和の趣が見直されるようになりました。玄関ドアについても、落ち着いた和の風合が求められるにもかかわらず、市場には理想的なものがない…。そんな時、菊池が京都を散策中に出会ったのが、うす墨色や弁柄色、利休鼠など、日本古来から伝わる色彩、そして、数寄屋造りに見られる繊細なディテールでした。
菊池は、それらから発想を得て、和のテイストを織り込んだ「オリジナル玄関ドア」を開発。木目の美しさはもちろん、耐候性にも配慮しました。
「ないから作る。ないなら創る」。その姿勢が、時代にマッチする玄関ドアを生み出したのです。
安心と高級感を添える〜「こだわりの造作材」
ハウスブレインでは、オリジナルの造作材に、堅くて塗装の乗りの良い東南アジア産の素材を使います。 通常の造作材はシート貼りですが、オレフィンシートでは、角がとんがって子供や主婦にとっては危険です。
だから、造作材は無垢を使用しないといけないと考えています。また、造作材は、巾木や廻縁などに使用し、住まいの内部空間の輪郭をかたちづくるため、品質のよいものを使わないと、空間自体の気品を損ないます。「造作材は空間を支配する。」だからこそ、ハウスブレインは造作材にこだわります。

ハウスブレインでは、上記のほかにも、デザイン性、コストパフォーマンスに優れた、
オリジナル商品を各種開発しています。
取っ手を省き、鏡面塗装を施した玄関収納
上品なイメージ、家具調など、様々な表情のオリジナル洗面化粧台
遊び心のあるエクステリア。門柱に、船舶用のマリンライトを採用しました

商品開発ストーリー 夢づくりストーリー